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平成17年度救急科専門医試験
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気管支鏡による検査または処置で正しいのはどれか。
a. 大量喀血直後の気管支鏡挿入は禁忌である。
b. 生体情報モニターを施行者立ち位置の同側に配置する。
c. 気管支ファイバースコープ操作部を利き手で保持する。
d. 表面麻酔に2%リドカインを総量15mlまで使用する。
e. 気管支鏡ガイドの気管挿管では声帯を確認しながら気管チューブを進める。

【 正解 】 d

a.       大量喀血後であってもバイタルが安定していれば、出血源検索および止血のために施行する。
b.       モニターは常に確認できるように、術者の反対側に配置する。
c.        スコープ操作部は左手で行う。
d.       表面麻酔に2%リドカインを総量15mlまで使用できる。
e.        気管支鏡ガイド下の気管挿管では、スコープを気管まで挿入した後に、それをガイドとして挿管する。
 
検査4時間前より絶食。
気管支鏡にたるみが出ないようにする。
施行中の吸引は低酸素血症を来たすので、必要最小限にする。
1~2%リドカインで表面麻酔をよく行う。
人工呼吸管理下の施行は、PEEPをかけたまま行う。
リドカインの総投与量は成人で300mgを限度とする。
気管支鏡挿入時の喉頭痙攣の頻度は、0.10.4
スタンダードプリコーションで行う。
 
(相対的禁忌)呼吸不全例
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