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平成17年度救急科専門医試験
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図はゼングスターケンチューブ挿入時を示す。A,Bの適切な値はどれか。
figure45.jpga. A:100~200g, B:5~10mmHg
b. A:100~200g, B:15~30mmHg
c. A:200~500g, B:15~30mmHg
d. A:200~500g, B:35~40mmHg
  e. A:500~1000g, B:35~40mmHg

【 正解 】 e 

・SBチューブの牽引には、500ml1000mlの点滴ボトルを吊るす。
・食道バルーン圧は、3540mmHg (45mmHgは超えないようにする)3060おきにチェックする。
・胃バルーン圧は、250300ml
・SBチューブのみで完全止血するのは、3045である。
・肝不全患者への鎮静薬使用は最小限にとどめる。
・挿入時の不整脈に備えて、心電図モニターをつける。
・外鼻孔に5060cmのメモリがくるまで挿入する(食道内で胃バルーンを膨らませないように)。
・あらかじめ胃内をクリアにしておき、留置後30分おきに胃洗浄を行い、止血が認められたら3時間ごとに5mmHg食道バルーンを減圧する。25mHgまで減圧する。
・食道バルーンを完全に虚脱させて、胃バルーンのみで1224時間留置する。止血していれば、今度は胃バルーンを虚脱させて2時間経過観察。再出血がなければ、初めてSBチューブを抜去する。
・SBチューブの使用期間は48時間を限度とする。
・Fornixからの出血に対しては、胃静脈瘤止血用バルーン(Lintonチューブ)がある。これは胃バルーンを800mlほど膨らませる。
・粘膜の壊死を防ぐために、食道バルーンは6~8時間おきに、胃バルーンは24時間おきに、510減圧する。
・チューブを留置中は、誤嚥を防ぐために45度のFowler位にする。
 
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